Hands-on Tableflow Workshop: Kafka-to-Delta Tables & AI Agents | Register Now
Delta LakeおよびDatabricks Unity Catalogとの統合機能の一般提供が開始され、企業はストリーミングデータをガバナンス対応の分析用テーブルへの変換するプロセスを簡素化可能に
新た なエンタープライズ機能とMicrosoft OneLakeでの提供開始により、信頼性、セキュリティ、マルチクラウド対応による柔軟性を強化
ニューオーリンズ - 2025年10月29日 - データストリーミングのパイオニアであるConfluent, Inc.は本日、Confluent TableflowにおけるDelta LakeおよびDatabricks Unity Catalogとの統合機能の一般提供開始と、Microsoft OneLakeでのEarly Access (EA) 版の提供開始を発表しました。これにより、Tableflowはハイブリッドおよびマルチクラウド環境において、業務システム、分析システム、そして人工知能(AI)システムを接続するフルマネージドなエンドツーエンドソリューションとなります。Confluentは、Apache Kafka®のトピックをDelta LakeまたはApache Iceberg™のテーブルに直接取り込み、品質管理の自動化、カタログの同期、エンタープライズグレードのセキュリティを実現します。
Tableflowは登場以来、組織がストリーミングデータを分析可能な状態にする方法を変革してきました。従来の扱いにくいETLジョブや、レイクハウスとの手動による統合を不要にし、作業効率を妨げる要因を排除しています。今回、Delta LakeおよびUnity Catalogとの連携機能が正式に提供が開始され、さらにTableflowがMicrosoft OneLakeをサポートしたことで、Confluentはマルチクラウド対応をさらに拡充しました。これらの機能アップデートにより、リアルタイムデータと分析データをエンタープライズレベルのガバナンスのもとで接続できる統合ソリューションの提供が実現しました。その結果、リアルタイムAIや分析基盤の構築がこれまで以上に容易になり、競合他社に先んじてビジネスを加速させることができます。
Confluent の最高製品責任者 (CPO) である Shaun Clowes は、次のように述べています。 「これまでストリーミングと分析の連携には常に課題があり、お客様のリアルタイムデータ活用の足かせとなってきました。Tableflowによって、私たちはそのギャップを埋め、Kafkaをガバナンス対応のLakehouseに直接接続することが容易になりました。データが生成された瞬間から分析やAIに活用できる、高品質なデータが手に入るのです」
エンタープライズ規模で本番運用に対応
今回の一般提供では、Tableflowに新たなエンタープライズ向け機能が追加され、現在利用可能なストリームデータをテーブル化するソリューションの中でも、最も包括的で、信頼性が高く、セキュリティに優れた製品のひとつとなりました。これにより、企業は以下のことが可能になります。
スキーマの進化、データの圧縮、テーブルメンテナンスの自動化といった既存機能に加え、Apache Iceberg、AWS Glue、Snowflake Open Catalogとの統合をもとに、Tableflowは、ストリーミングデータを即座に分析可能な状態に保ちつつ、ガバナンス対応と高い耐障害性を求めるチームに向けて、エンドツーエンドの基盤を提供します。
AttuneのプリンシパルソリューションアーキテクトであるDavid Kinney氏は、次のように述べています。
「Attuneでは、スマートビルのIoTデータからリアルタイムの洞察を得ることが、私たちのミッションの中心にあります。Confluent Tableflowを使えば、わずか数クリックで、主要なKafkaトピックを信頼性の高い分析対応テーブルとして具現化できるため、お客様の利用状況やデバイスの挙動を可視化して正確に把握することができます。こうした高品質なデータセットは、信頼性の高いデータ基盤の上に構築され、分析、機械学習(ML)モデル、そして生成AIアプリケーションを支えています。Tableflowは、私たちのデータアーキテクチャを簡素化すると同時に、データ活用の新たな可能性を広げています」
Microsoft OneLakeで利用可能に
Tableflowは現在、Azure上でEarly Access版として利用可能になりました。Microsoft OneLakeとの統合によりその対応範囲が拡大し、マルチクラウド環境においてお客様はより柔軟にデータを活用できるようになります。特に、Azure DatabricksやMicrosoft Fabricを利用する企業にとっては、Delta LakeおよびUnity Catalogとの統合がフルサポートされたことが、大きなメリットとなります。このサポートにより、リアルタイムストリームからクラウドのレイクハウスまで、ガバナンスに対応したシームレスな分析が実現され、以下のことが可能になります。
今回のEarly Access版の提供開始は、Tableflowのマルチクラウド対応への拡大と、ConfluentとMicrosoftおよびDatabricksとの関係強化に向けた重要な節目となります。
Microsoft OneLakeおよびISVエコシステム担当バイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーのDipti Borkar氏は、次のように述べています。 「リアルタイムデータへのアクセスは、お客様が迅速かつ正確な意思決定を行うために不可欠です。ConfluentのTableflowがMicrosoft Azureで利用可能になったことで、お客様はKafkaイベントをApache IcebergまたはDelta LakeテーブルとしてOneLakeにストリーミングし、Microsoft FabricやOneLake Table APIを介して、主要なサードパーティ製品から即座にクエリを実行できます。これにより複雑さが軽減され、意思決定のスピードが向上します」
補足情報
Confluentについて
Confluentは、データを動的に活用する全く新しいカテゴリーのデータインフラストラクチャを先駆けるデータストリーミングプラットフォームです。Confluentのクラウドネイティブソリューションは、動的なデータのための基盤プラットフォームであり、複数のソースからのリアルタイムデータを組織全体で絶え間なくストリーミングする、インテリジェントな接続基盤として設計されています。Confluentを活用することで、組織は豊富なデジタルフロントエンドによる顧客体験の提供と、高度なリアルタイムソフトウェア駆動型バックエンドオペレーションへの移行という新たなビジネス要件に対応することが可能となります。詳細については、www.confluent.io をご覧ください。
当社のロードマップは将来変更される可能性があります。そのため、今回記載されている機能は変更される可能性があり、予定通り提供されない場合や、一切提供されない場合もあります。この情報は、いかなる機能の提供を約束するものではありません。お客様は、現在利用可能な機能に基づいて購入判断を行う必要があります。
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